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起業を考えている未来の経営者へ、起業家として孤立無援の孤独の真っ只中にいる人へ

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起業前の理想と起業後の現実


これから起業を考えている人、起業し会社を興したけれど、起業前の理想ほどうまくいっていない人へ。

経営者、起業家に限らず、上に立つ者、トップの存在になると、本質的に孤立無援になります。
人間の存在そのものが孤独であると気づかされます。

そこは覚悟してほしいと思います。
孤独、孤立無援の覚悟がない人間は、人の下について、言われたことを言われた以上にやることだけを考えていればいいでしょう。
同僚や友人に相談し、上司への愚痴を言っていればいいと思います。


トップと部下、従業員の決定的な立場と感覚と次元の差


しかし、サラリーマン、ビジネスパーソンで終わりたくない野望や、起業することやトップに立つことが、自分の人生の意義だと信念を持っている人は、トップとそれ以外の落差を知っておくべきだと思います。

まずトップと部下では、仕事に対する感覚の差があります。
トップとナンバー2ですらそうです。
トップに立つと、まったく生きる世界が違っています。
本当に孤立無援の誰にも頼れない存在だと気づかされます。

うまくいかないことがあると相談しようとするけれど、経営者として把握している感覚と、No.以下2の把握している感覚がかなりズレがあります。
立場の次元が全く異なっています。
部下の中には、社長よりも優秀な能力(実務能力、事務処理能力、専門知識など)を持っている人はいますが、それは経営者、起業家としての能力ではありません。
部下の優秀さは経営者から見ると対等に相談する優秀さではありません。

部下に経営者としての優秀さを見出すことは危険です。
あまりに感覚と立場がずれているため、ますます孤独を深めるだけです。
だから、覚悟なき経営者(起業家)の会社は傾きやすいわけです。
方向性を決めるのは経営者だから、部下の意見に左右されていたのでは、部下が舐めるだけです。
部下が『俺ならこうやって経営の舵取りをするのにな』といくら考えていたところで、経営者の立場ではないのだから、机上の空論です。
経営者はその考えに付き合ってはだめです!


上に立つ者に相談できる人間は誰もいない。自分の小ささを思い知ることになる


相談する相手は社内にもいないし、ましてや社外にも存在しないと覚悟しよう!
社内ではトップの立場にいても、針のむしろに座っているような感覚になるかもしれない。
あまりに自分がちっぽけな存在だったかと思い知らされるかもしれない。
今まで意識していなかった、他の経営者の優秀さの前に『自分はだめだ、劣っている』という現実を突きつけられるかもしれない。

本当に自分が無力で無能力で頭の働かないカスなんじゃないかと思い知らされます。
起業する人は、それなりに自分の能力に自信を持ち、その未来に対して自負心を持っているはずだけど、人生は本当に厳しいことを誰よりもわかることになるでしょう。
いくら俺は経営者だ、自由にやるぞとふんぞり返っても、上には上がたくさんいる現実の壁に直面するでしょう。


誰も自分の感覚、思考をわかってくれない


そう、ものすごく孤独です。
話を戻すけれど、本質的に誰にも相談できない現実も知るでしょう。

自分と同レベルの思考や行動や責任感を部下やナンバー2に期待をしても、次元が全く違うため、ますます孤立無援になる。
そして外部の経営コンサルタントに相談して、食い物にされるか全く役に立たない結果に終わり、もっと孤立無援になる。
誰も絶対に自分の感覚をわからないのだから。

部下に自分と同じような感覚を持ち、同じ考え、そして同じ行動してほしいと期待しても、それに応えてくれる部下は一人もいない。
部下では、私もその時代があったからわかるけれど、経営者の感覚は身についていない。
身につける必要がないから、次元が違っている。

部下や従業員は、
  • 常に上司の指示を待ち、指示で動く。
  • 責任はその上司を(無意識的に)押し付けている。
  • 最低限のことをやっていれば会社から給料が振り込まれるから。
  • 経費はすべて会社持ちだから、自分でリスクを負っていない。
  • 戦略を考える必要はなく、設定された戦術の中でだけ頭を動かす。
  • いざとなれば同じ立場の人間のサポートが得られるという甘え
をどうしても持っています。

このことをちゃんと踏まえた上で経営をしなければつらい思いが募るだけですし、起業もしてはいけません。
結局、人にも部下にも期待をしてはいけないということです。


孤立無援の試練を乗り越えた時、脳が大きく覚醒する


孤独を覚悟して、完全に定まった時、はじめて経営者、起業家としての本物の脳が作動するはずです。
起業した人はみんなその道をたどっています。
こんなはずではなかったと思わないように、私の体験談が励みになれば嬉しいです。
もともと起業しようとするのだからあなたにはとても勇気がある。
起業した後の試練を乗り越えた時、最高にキレキレの脳になれるのだから、苦労は勝手でもしよう!
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一流経営者は孤独の中で、いや孤独だからこそ脳を限界まで使い天才的なひらめきを導き出せる

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たくさんの部下や社員、家族に恵まれていても、経営者の存在そのものが孤独!

経営者や社長の孤独は事あるごとにこのブログに書いてきました。
経営者は誰にも相談できる立場でもなく、社員に相談した時点で、ますます孤独感を深めていくでしょう。
なぜなら、社員の誰も経営者と同じ位置で物事を考えていないからです。

経営者はどんなに部下に恵まれていても、最終的には自分で考え、決断をくださなければならないのが辛いところ。
その覚悟がない経営者は、業績も悪化すれば、部下に頼る分だけ部下との人間関係も悪化していきます。
未来のビジョンも思い描けなくなり、現状の煩わしさばかりに振り回され、将来の不安を漠然と感じ続けることになるでしょう!

社員を守れるのは社員自身ではない。経営者だけ

そう書くとますます経営者は大変だと思い知ります。
その上、社員を守らなくてはいけない、その家族のことまで経済的に保護しなくてはいけない重圧がのしかかります。
経営のことだけで精一杯なのに、自分自身の家族のことを心配しなくてはいけません。
資金繰りも頭を悩まされ続けます。

経営者は見返りが大きいやりがいのある立場とはいえ、多くの経営者は割に合わない思いを抱いて仕事をしていることと思います。

しかし、経営者は決してぶれてはいけない!
孤独が何だ、孤独の俺のまま突き進むのみ! その覚悟がないならば、どこかの社員になって言われた仕事をこなしていたほうがよっぽどマシです。
私の社員時代のことを考えると、経営者の思考をまったくもっておらず、改めて経営者になった時に、いかに孤独で孤立無援だったのか思い知らされることになりました。
心も折れかけました。

一流経営者の脳、孤独のまま覚醒した脳にだけ見える発想

経営者は社員の何百倍も脳を使わなければならない。
それは部下の脳の使い方と決定的に違っています。
部下だけではなく、ライバル他社の人間が見えていないものを見えなくてはいけないのです。
そして未来へのビジョンをしっかり持って、ブレずに社員を導いていかなくてはいけない。

この経営者脳、成功脳を持たない経営者は、いずれ会社が傾いていくでしょう。
そこも孤独です。
同じ位置で、部下と脳の使い方を共有できないからです。
あくまで部下は言われたことをやる脳の使い方であり、経営者の脳は天才的なひらめきをもたらす脳の使い方になっていなければならない。

孤立無援、誰にも頼れない。それがどうしたという覚悟!

孤独なまま経営者は、苦しい思いをしながら脳をフルに活用し、無駄なエネルギーを浪費しながら、結局は結果を出せるアイデアを生み出さなくてはならない。
本当に孤立無援です。
誰にも頼れない、これほど苦しい思いはない。
社員時代はそんなことはなかった。
孤独と言っても、全く別の孤独感のことであり、経営者の孤独とは決定的に違っていました。

しかし、この経営者特有の孤独に耐え、それを覚悟し乗り越えた人間が使う脳は、とんでもない切れ味になることは間違いない!
私も大した脳みそは持っていないけれど、孤独を覚悟し脳を使い続けた結果、成功に至る道筋が一気に見えたことがありました。
それをすかさず実行したところ(社員は反対の声が多かったが)、結果は大成功しました。

脳を覚醒させる方法の最大条件

もし私があの時、社員に相談し、その声を沢山拾い上げてしまっていたら、あのような脳が覚醒した状態になることは絶対になかった。
本当に自分を無くしてまで人に頼ることは怖いことだ!
孤独を覚悟し乗り越えた者の脳みそは、切れ味が別次元のレベルで違う。
一流の経営者や成功者はみんなそんな脳が覚醒していく(ゾーンに入る)体験をしているに違いない。

しかし、どんな経営者も惰性化すると、その脳の使い方を忘れ、世間の常識に沿った発想しかできなくなるから怖い。
これを戒めとして、今後も孤独な経営者脳、成功脳を何度も駆使して、会社を伸ばしていきたい。
それが社員の幸せになる。
その幸せの共有が最大の褒美なのだと思う!

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人に期待するな、孤独がなんだ! 経営者が孤独に負けた時、人間不信が始まる

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成功者ほど人間不信になりやすい理由

それなりに成功すると、詐欺師や口のうまい奴や変な奴、やばい奴があつまってきやすいもんです。
金銭的な成功が、そのまま幸せにつながるわけではないのは、まさにそこだ。
人間不信になりやすい。

私も明らかにプチ成功を収めてからは、口八丁手八丁や詐欺師が寄ってくるようになった!
それへの耐性がない人や純粋な人、社会経験が少ない人は、人間不信に陥ってしまうだろう。
甘い汁を吸おうとしたり、騙そうとしたり、裏切るやつもわんさか寄ってくる!

メンタルがぼろぼろになっていく経営者

お金は人生に必要なのは確かだけど、お金はあっても周りの人間に恵まれない人はやっぱり不幸だ。
私の知り合いも経営者として成功したものの、変な女に引っかかり、すっかり人間不信になってしまった人がいます。
そして、投資話にも引っかかって騙されて挙げ句、莫大な借金を背負ってしまった。
経営能力はあった人なのに、それ以来精彩を欠いて、やることなすこと裏目にいってしまい、失敗のつけを仮想通貨で取り戻そうとして、さらに借金を増やす悪循環にハマってしまいました。

その女性も投資話を持ってきた人も、最初は味方のふりをしていただけに、裏切られたときのショックはすごかったと思う。
一経営者でも、食い物にしようとする人間は多いわけだから、芸能人になったら、どれだけ人間関係のトラブルで人間不信になり、うつやメンタルを病んでしまうことだろう・・・

なお知り合いの経営者はうつ状態が長引き、抗うつ薬や睡眠薬に依存するようになり、私は慌てて岩波先生のことを紹介し、無事回復しました。
荒波を何個か乗り越え、とても強くなってくれました。
雨降れば地固まる、とはこのことですね。

富や名声を手に入れた芸能人が心を病んでいく

セレブの頂点に立ち、富や名声を手に入れたとしても、どんどん病んでいく人は本当に多いですね。
そうなると考えさせることは、人間を信用しないというと悲しいから、人に期待しないということだ。

人はどんな人でも自分のことが一番可愛い。
いざとなれば、切羽詰まれば詰まるほど、お世話になった人でも裏切る。
だから、人に期待しない。
基本的に信用はするけれど決して期待しないようにしています。

そうなると、私のブログでよく書いているように、孤独が押し寄せてくる。
しかし、そこに負けてはいけない。
経営者やトップに立つ人や芸能人は、みな孤独です。
これからは決して逃れられない。
孤独の中でもぶれない心を持つことが大事。

孤独に負けて、口が上手い人間に心を許したら、骨の髄までしゃぶられる。
成功者に近寄ってくる人間は、ろくな人間がいない。

貧乏なときでもうまくいっていないときでも、交際してくれる人間が本当の味方だ。
それすら、その人が切羽詰ったとき、お金を持っている人間を騙してでも助かろうとするかもしれない。

孤独なんかくそくらえ、人には期待しない。あるのは己のみ

だから人に期待はしない。
自分だけを信用する。
それって覚悟がいることです。

しかし孤独に戦っている自分が一番尊い。一番かっこいい!
いくらお金があろうが、地位や名声があろうが、孤独に負けて、孤独を埋めてくれる口のうまい人間に騙され、あげくにメンタルを病んでいくのならば(そういう人間は騙されても更に孤独を埋めようと同じ失敗をしてしまう)、孤独でも自分の信じる道を突っ走ることが大事だと思う。

孤独は悪いことじゃない。
歓迎すべきものだし、かっこいいこと。
それに耐えた先に、孤独が嫌で群れている人間には見られない世界が見られるはず。

そして人には期待しない。
それが社会でたくましく戦っていく重要な要素だと思っています。

孤独論と人に期待しない論

私の師匠の岩波先生に教えてもらいました。
岩波先生は人間関係が非常によく、どんな人間ともうまくやれる人です。
しかし、決して群れないし、孤高の存在を保っています。
孤独な生き方ですが、決して孤独感に苛まれておらず、充実感と愛に満ちて生きている人です。

もし岩波先生の生き方を知っていなかったのならば、仮に私が独立して経営が成功したとしても、騙してくる人間に財産をかなり持っていかれたような気がします。
なぜなら、私はたしかに社員だったころ、孤独感が強かったから。
けっして孤独に負けない強い心を持っていなかったし、口が上手い人間をころっと信用していたと思うからです。

成功した経営者ほど、芸能人なみに詐欺師や山師やいわくつきの女性も寄ってくるでしょう。
その時、経営者やトップの人間は孤独なのだから、いまさら迎合することはないと初心を忘れないことだと思います。
孤独なのは運命。

そして人に期待しない。期待するのは自分自身だけ。



創業は易く守成は難し 二代目社長との会話から 守りに入ったら脳力が死んでいく

創業は易く守成は難し 二代目社長との会話から 守りに入ったら脳力が死んでいく 創業は易く守成は難し


『創業は易く守成は難し』という格言があります。 
つまり起業することは案外楽であり、それを維持発展させることは非常に難しいという意味だ。 

 最近、前のブログに書いた二代目社長の友人とよく食事に行く機会があり、これがテーマになって熱くお互い語り合った。 
お互いの意見をはっきり述べることは、とても気持ちがいい経験だった。 
ちょっと方向性がずれると喧嘩になってしまうが、酒が入っていないし、充実した時間を過ごせた。 

二代目社長の友人から言わせれば、『創業は易く守成は難し』だと言う。 
これには私も大賛成で、起業はリスクはあっても、攻めの姿勢でいられる充実感があります。
守っていることなんかないし、そもそも守る必要なんかないのだから、こうと決めたら行くしかない。 

守りに入ると脳力が目減りしていく危険性


起業した当初は、意外に順調に進んでいたものの、私や社員の営業交渉術のスキル不足で売上はどんどん下降線を辿りました。 
まさしく、『守成は難し』状態でした。 
人は知らず知らずのうちに守りに入っている時があるんだな。 
主体的な行動を忘れて、受け身で身構えてしまっている・・・・ 

一人の人間でも、起業から守成にいつのまにかなっているわけで、二代目社長だったら、最初から守成にならざるを得ない状況ではもっと大変だろうと思う。 
友人が言うには、跡を継いだからには、親父(先代)にできないことを俺はやってやるぞという気持でいたが、それを許さない雰囲気が社内に流れていたらしい。

周囲の環境が保守性、守成を求めてくる


心構えの他にも、会社の雰囲気が冒険を許さない場合、どうしても守成になりやすい。 
かといって、守成はじり貧になりやすいという世の中の鉄則があるから、しわ寄せが来るのは二代目社長の俺だという。 
「あいつらは何も俺にさせないくせに、守りに入っていることすら、二代目のボンボンだから、という風に俺を見ている」という。 
「あいつら」とは、先代の取り巻き重役連中のことでしょう。 

知らず知らず守成になりやすい中で、社内の空気もそれでは大変だと思った。 
私の場合、主体的に攻めに出るぞ! と思えば、すぐ行動できる。 
自己改革と啓発だけで私の場合、再び走り出すことができるのに、環境とも戦わなくちゃいけない二代目の苦労たるやいかばかりか・・・・。

岩波先生の教え


守成がいかにやばいことか、よく師匠の岩波先生から言い聞かせられた。 
守りに入っている状態では何も生まれない。
しかし、知らず知らず守りに入るのが人間の悪い癖だと。 
リスクを選ぶことを避け、安全な道を歩こうとすると。 

それだと、停滞して、抜け出すエネルギーが必要になるし、ものすごいロスになると。 
岩波先生こそ、常に起業精神を持っているし、守りには絶対入らない人だから、大きな価値を確立できているのだろう。 

常に脳を活性化していないとすぐ守りに入る人間の脳の恐ろしさ


やはり人と話すと、いろいろ気づかされる。 
人生はこういう気づきが多い方が、上に上に行けると私は信じている。 
守成では気づきようがない。
守ることばかりに気を取られて、一番大事なことを忘れて、狭い視野でもがくだけだから、視野を広げるためにもお互いに良かった。

せっかくのダイヤモンドを素通りしているものだ。 
その二代目社長とは、その格言を胸に刻み込みつつも「負けないぞ!」というやる気に満ちて二人とも帰路についた。 
刺激し合う仲間がいることは幸せなことだ。 
たまにはあいつの愚痴もえらく栄養になる。

二代目社長の悩みと友情 経営者、トップはいつでも孤独だと再確認

二代目社長の悩みと友情 経営者、トップはいつでも孤独だと再確認 世の中の経営者と社長の多種多様さとそれぞれの悩み


世の中には社長と呼ばれる人がたくさんいます。 
ワンマンでふんぞり返って葉巻を吸っている社長ばかりだと思ったら大間違いで、実に多種多様だ。 
人間動物図鑑に載せたいくらい色々な種類がいる。 

みな悩んだり、クヨクヨ考えたり、調子に乗ったり、怖いものがなくなったり、またピンチのときは弱気になったり、やっぱり人間だなと思います。 
人間が抱える悩みを持っている。
不安、妬み、焦り、これとは無縁ではいられません。 

あらゆる悩みも孤独も超越した経営者


一部のカリスマ経営者はそこを超越している人がいるのも事実です。
悩みも孤独も超越して、脳が覚醒した状態のまま大きな成功を収め続けている。
失敗があってもめげずに更に大きな結果を出している。
そういう人間になることが目標です。
師匠の岩波先生のような悩みを超えて生きていきたいと思っているし、脳力開発や人間力向上の旅はまだまだ終わらない。 

私も起業してから、社長と言われる生き物の仲間入りとなったわけですが、何度も書いてきたように経営者(トップ)の人間は孤独です。 
社長仲間と話をしても、最後に頼れるのは己一人。 

二代目社長というトップの悩みと孤独


前置きが長くなったけれど、今回は『二代目社長』というまた毛色の違った人種について書いていきたい。 
仲の良い二代目社長がいて、また我々起業した人間とは違う悩みを持っている。 

もちろん孤独という共通点はあるが、二代目社長は先代という強烈な個性の跡を継ぐというプレッシャーと苦しさがある。 
友人の二代目社長の口癖は酒が入ると「お前は苦労しないで生きてきたボンボンだと思っているかもしれんが、俺ほど苦労している人間はいない。二代目社長の悩みをわかってたまるか!」です。 

人間関係のしがらみから抜け出せない二代目社長


私は独立したことで、自由裁量で色々なしがらみから自由になり、ノリのいい人生になりました。(最初は苦労したし孤独に押しつぶされそうになったこともある)
しかし、二代目社長はしがらみだらけで生きていかなければいけない。 

そう考えると、心から大変なんだなと思った。 
楽して社長になれるかもしれないが、二代目になってからは茨の道だと本当に思う。 
先代が口出ししてくる、古参役員からは舐められている(と本人が感じている)、自分の色を出したいが失敗が怖い、また社員の反発が怖い、頼りない社長だと思われていないか? 
社員とどう接したらいいのか? 舐められないようにするには? 
悩みを聞けば山ほど出てきたのです。 

二代目は気楽そうで一番厳しい世界かもしれない


だから、精一杯二代目社長は頑張ろうとする。
しかし、どうにもうまくいかないとき、精神的プレッシャーは相当なものだという。 
どうやら私の社員時代と変わらない悩みだ・・・・・
だからよく彼の気持ちがよくわかる。
人ごとじゃないからよく相談に乗っています。 

社長として苦労する部分は同じでも、もっと別の負荷をかかえて経営していかなくてはいけないのが二代目社長といえるでしょうね。 
つまり、職場の人間関係の悩みという社長には無関係な悩みですら、二代目社長になると、社員と同じように持っている、それも舐められたらお終いだというギリギリの所で闘っている。 

ここまで書くと、二代目社長を誰もバカにする人間はいなくなるのではないか? 
その苦労やストレスたるや、想像を絶するものがあるだろう。 
彼とはとても話が合うが、本質的には人間は誰も一緒なんだということ。 
周囲に振り回されて苦しむ生き物だ。 

人の苦しみや経験は自分の糧にできる


だからこそ、自分をしっかり持つことが大事だという結論に私は思い至った。 
私の進むべき道はやっぱりそこなんだと再確認できた。 

人を見たら、より自分のことがわかる。 
何にでも栄養になるんだな。 

二代目社長で彼と同じ悩みで潰れた人は多いらしい。 
うつ病になったり、クーデターが起きたり、どこの世界も大変だ。 
彼が二代目社長ではなく、真の社長になれるよう願っている。 
はやく俺の道はこれだ!というものを見つけて欲しい!

こちらも二代目社長のブログです。
二代目社長の悩み克服! メンタル強化と脳覚醒奮闘記

シウンのプロフィール

shiun(シウン)

Author:shiun(シウン)
IT企業社長のブログ。人間関係に悩み、独立したもののコミュニケーション能力、営業力、交渉力のなさを痛感。倒産寸前、一念発起でそれら向上に励む。人間心理訴求の達人であるカリスマ講師とその会話の格闘術プログラム、脳覚醒プログラムとの出会いで、劇的にコミュニケーション能力向上。ひいては交渉術が上達。

この大不況の影響をひしひしと感じながらも、逆境に立ち向かっています。社長業をやっていると、たくさんの傑物、怪物、愚物に出会います。その差はどこから来るのか? 結局高い目標とそれを達成する力、リスクを好む生き様によって、変わってきます。さらに脳を覚醒させるために日々奮闘しています!

会話術は話し方の技術ではなく、自分自身の生き様の発露である
(シウン)
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